苦手な上司に意見を伝えられるようになったら、不思議と職場の雰囲気もよくなった。
M.Tさん 40代 看護師
部署の中ではリーダーをしていて、スタッフと師長の間に立ってチームをまとめる役割もありました。でも師長は意見を言ったり提案をすると否定的な返事。スタッフの行動をみて頭ごなしに怒る姿に、スタッフはやる気をなくし自分の意見を言わなくなりました。そのため、職場の雰囲気は最悪。なんとか良くしたいと思って松島さんのコーチングを受けました。
コーチングでは、何を言われるのかな、アドバイスされるのかなと不安と緊張がありました。でも、自分が思っていたものと全然違い、私の話を否定することなくしっかり聞いてくれました。そして「コーチングではその人の中に答えがあって、どんな考えや想いも尊重されますよ」と伝えてくれたのでさらに安心して話すことができました。また、松島さんの優しい雰囲気と声に、日ごろ話せなかった想いや大切にしてきたこともついつい話してしまいました。セッションの中で松島さんが投げかける質問に「自分はどう感じているんだろう」「どんな気持ちなんだろう」「本当はどうしたいんだろう」とすぐに答えが出ない質問にも、私が話始めるまで待ってくれるのでゆっくり自分の考えをまとめることができました。どんなことを言っても受け入れてくれる安心感が松島さんにはありました。
セッションの中で、日ごろ何気なくしている会話やコミュニケーションで、私たちは伝えることを省略して話していることを知りました。同じ言葉でもその人の持つイメージは違いますよと言われて、自分達の日ごろを振り返ってみて納得しました。だから、上手く伝わらないし否定されているように感じるのかと。私は伝えているつもりだったけど分かるように伝えてなかったと思いました。そして師長の話も自分の解釈だけで確認していなかったなと。その後、師長に意見を伝える機会があったので、師長が分かってくれているか確認しながら伝えてみました。そうしたら否定もされずに「わかったよ、ありがとう」って言ってくれました。また、師長が話をしてきた時も同じようにしてみると師長が何を伝えたいのかがわかるようになりました。不思議と師長も怒ることも減って、スタッフとの関係も良好に。
言われてみるとそんなに難しいことではなくやってみると簡単なことなんだけれど、意識しないと気がつかないことだなと感じました。コーチングのセッションを受けたからわかったことのような気がします。新しい気づきがあっていい時間でした。